ゴミ屋敷 GARBAGE
ゴミ屋敷とは
現在、深刻な社会問題に発展しているのがゴミ屋敷。
一般的には、ゴミのたくさん溜まった状態のお家が「ゴミ屋敷」と呼ばれています。
様々な事情で自宅の部屋や庭など敷地内が、知らず知らずのうちにゴミ屋敷化してしまったケースは少なくありません。
大量のゴミで足の踏み場もなくなった家を放置したままにしてしまったり、建物の外にもゴミが堆積してしまうと、
それが原因でいたずらによる放火などの不審火や、害虫の発生、悪臭の発生など多くの問題を引き起こしてしまいます。
さまざまなトラブルに発展する恐れがあるため、ゴミ屋敷をそのまま放置しておくわけにはいきません。
戸建住宅などでゴミ屋敷と呼ばれますが、アパート・マンションの1室も同様にゴミ屋敷（ゴミ部屋）と呼ばれます。
ゴミ屋敷（ゴミ部屋）になる原因
- ●自己管理が難しくなる病気（=セルフネグレクト）
- 最愛の人との死別など、悲観的なことが起こる事によって、自己管理が難しくなる病気（=セルフネグレクト）に陥ってしまい、ゴミ出しができなくなってしまいどんどん溜まっていきゴミ屋敷（ゴミ部屋）になってしまうことがあります。
- ●収集癖があり物を捨てられない
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使うことがないのに収集癖で何かを集めてしまう方や、もったいないなどの理由から物を捨てられない方が、結果的にゴミ屋敷（ゴミ部屋）にしてしまうケースが多いです。
ごみと分かっていても「何かに使えるかも」と捨てずに取っておき、それの積み重なりで片付けが困難なほど状況が悪化してしまうことがあります。 - ●ゴミ捨てができない
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一人暮らしの高齢者や、足腰が不自由な方が暮らしている住宅やアパート・マンションは、特にゴミ屋敷（ゴミ部屋）になりやすい傾向にあります。
特に一人暮らしの高齢者などは誰かが訪問することがほとんどないため、とりあえず大丈夫だろうという気持ちでゴミ捨てや部屋の掃除を行わずにゴミ屋敷（ゴミ部屋）になってしまうことがあります。
体が不自由な方々も、定期的にゴミ捨てができなかったり、上手に掃除ができないため同様にゴミ屋敷（ゴミ部屋）になってしまうケースが多いです。
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ゴミ屋敷の危険性
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火災の危険性
もっとも多いトラブルが火災です。戸建住宅やアパート、マンションの室内に物があふれゴミが積み重なった状態になると、埋もれている配線がショートし火災になったり、大量のゴミによる発酵が熱を発して火災になったりして大惨事を招く危険性があります。
また、ゴミ屋敷は空き巣や放火魔に狙われやすく、火を付けられたことにも気づきにくいといった恐ろしさがあります。このようなゴミ屋敷における火災のリスクは、ゴミ屋敷に暮らす方やその所有者にだけではなく、お隣に暮らす方の命までも危険にさらす恐れがあるため早急な対応が必要です。 -
建物倒壊の危険性
大抵のゴミ屋敷（ゴミ部屋）には大量のごみや物が堆積・散乱しているため、かなりの重さになります。古い住宅やアパートであれば重さに耐えられず床や壁が崩れたりしてしまいます。また、ゴミ屋敷（ゴミ部屋）はカビの温床でもありますので、床や畳などが腐食して、重さに耐えきれなくなって床が抜けるなどして大事故につながる恐れがあり大変危険です。人命にかかわる事でもありますので、早急な対応が必要になります。
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衛生的な危険性
ゴミ屋敷（ゴミ部屋）は、いろんなゴミがありますが、特に生ごみが多いため、悪臭や害虫被害など衛生的にも大きな問題に発展することが多いです。生ごみが長時間放置されていれば、その悪臭は自宅の部屋だけでなく、近隣にまで迷惑をかけてしまいます。ネズミなどの害獣の住処となってしまう可能性が高いため、糞尿やダニ、カビなどが発生して健康リスクにつながることも多々あります。早急な対応が必要になります。
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